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沖縄を拠点にアジア・世界とつながろう〜沖縄県の地域外交の取り組み

令和6年6月議会
7月18日 一般質問

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◆ 沖縄県の地域外交の取り組みと、副知事の訪中の目的と成果は?
「沖縄を拠点にアジア・世界とつながる」。沖縄の平和と発展にとって必要な取り組みです。
新設の平和・地域外交推進課の方針について確認しました。
また副知事による中国訪問がありました。県産品の販路拡大や人的交流、県民生活にどう還元されるかに注目しています。
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(喜友名 智子)地域外交の取組について。新設された平和・地域外交推進課の方針と令和6年度の取組について伺います。

(知事公室長)県では4月に平和・地域外交推進課を設置し、アジア太平洋地域の平和構築と相互発展に向けた沖縄独自の地域外交と平和行政を一体的に推進するとともに、各部局の国際的な取組を総合的に支援し、部局横断的かつ戦略的に地域外交を推進することとしております。令和6年度は、平和祈念資料館のリニューアルに向けた取組、済州4・3追悼式や済州フォーラムへの参加等、平和を希求する「沖縄のこころ」の世界への発信を強化するとともに、外務省や駐日大使館との連携による沖縄の観光・文化・経済などの魅力の発信、JICA沖縄と連携し、パラオ共和国とのMOUを踏まえた水産分野における国際協力等の取組を進めることとしております。

(喜友名 智子)照屋副知事が日本国際貿易促進協会の訪中団に参加しました。内容と成果を伺います。

(照屋義実 副知事)私は去る7月1日から3日までの日程で、日本国際貿易促進協会訪中団の一員として北京市を訪問しました。
何立峰国務院副総理との会見においては、河野団長から、日中間の経済交流の発展や貿易促進に向け、日本人への短期滞在ビザ免除措置の再開等について要請を行いました。中国商務部との意見交換においては、私から、沖縄県と福建省との交流推進や貿易促進に向けた関係機関との連携について要望したところ、凌激副部長から、沖縄と中国の地方政府間の交流を推進していきたいとの前向きな言葉がありました。
また、県独自の日程として中国国際航空を訪問し、那覇―北京間の定期航空路線の復便に対する感謝を伝えるとともに、搭乗率の向上に向けた連携について確認をしたところであります。これらの成果等を踏まえ今後も沖縄と中国とのさらなる多面的な交流の推進に向けて取り組んでまいります。