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令和3年10月5日 子どもの未来応援特別委員会

令和3年10月5日に行われた、子どもの未来応援特別委員会での質疑の一部を掲載します。

今回は、以下の内容について質疑を行いました。

進路未決定学生の支援について

沖縄県子ども若者みらい相談プラザsoraeについて

子どもの貧困問題について

県と中学校が協力し、進路未決定学生の支援拡充を―進路未決定学生の支援について


喜友名 智子:中学校卒業後、進路未決定の学生への支援について伺う。

義務教育課長:本県の中学校における進路未決定率は1.4%である。平成23年度時点で3.1%だったことを考えると大きく改善しているが、全国平均と比較すると依然として高いという状況だ。
県教育委員会は福祉部と連携し、進路未決定の生徒の支援体制の構築を進めているところだ。具体的には、在学中の中学2~3年時に不登校等の問題を抱える生徒と関係機関を繋ぎ、卒業後もこの関係を維持する仕組みである。また、高校受験不合格の生徒への支援として、本県の支援事業に加え、在籍していた中学校とも連携しながら支援する体制づくりを進めている。

喜友名 智子:中学生の主な居場所は家庭か学校だ。中学卒業後、自身の居場所がない社会に放り出されると、本当に行き場がなくなるだろう。ぜひ、中学校をはじめとした関係機関と繋がれる仕組みを作っていただきたい。
また、進路未決定の生徒に対して、スクールソーシャルワーカーと連携した活動の予定はあるか。

義務教育課長:スクールソーシャルワーカーの配置は、進路未決定の生徒の数に応じて行っているわけではない。ただ、不登校や問題を抱えている生徒が、将来的に進路未決定になる傾向が高いことは把握している。そこで、中学在校中からスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーと関わる機会を、積極的に設けている。

離島・北部地域でも若者支援を―沖縄県子ども若者みらい相談プラザsoraeについて


みんなで新型コロナウイルスを乗り越えよう!


喜友名 智子:ニートや引きこもりの方を支援しているsoraeの活動について伺う。
昨年度及び今年度の活動は、新型コロナウイルスによる影響はないか。

青少年・子ども家庭課長:新型コロナウイルスの影響により、支援を行っている団体への研修会等を、予定通り行えなかったようだ。ただ、オンラインへの切り替えや時期をずらすなど、工夫しながら相談業務を実施しているという状況だ。

喜友名 智子:soraeは離島だけでなく、北部地域でサテライトの活動も行っている。那覇市の拠点だけでは過疎地での相談までカバーできない。サテライトの活動のために、予算を追加することはできないか。次年度の活動予定について伺う。

青少年・子ども家庭課長:離島の支援については、遠隔での相談や出張相談を従来から行ってきた。今後も同様の支援を行いたい。
北部地域の支援については、これまで那覇のみに設置していた施設を、今年度から名護にも設置した。名護の相談状況等については、状況を見守っているところだ。支援が全県に行き届くよう、事業の実施に留意したい。


切れ目のない支援、ライフステージに応じた支援が必要―子どもの貧困問題について


喜友名 智子:子どもの貧困対策について伺う。令和3年度の県の活動について、どのような評価を予定しているか。また、今後の政府の動向予測と、県の活動予定はいかがか。

子ども未来政策課長:令和3年度における沖縄県の評価は、10月中の有識者会議を経て、11月頃に最終評価を決定する予定だ。また、これと並行して、12月には次期計画の素案を示す予定だ。この素案についてはパブリックコメントを実施し、県民意見等を取り入れた計画案を経て、来年3月に策定となる。
政府の動向については、こども庁の設置等、現在進行形で進んでいる状態だ。状況を見極める必要があると考えている。

喜友名 智子:切れ目のない支援、ライフステージに応じた支援が必要だ。年齢に応じて支援の形も異なる。必要な予算は取りこぼしがないよう、強化していただきたい。