早くも2021年も残り3時間をきりました。
今年1年もコロナ禍で思うように出歩けない、集まれない日が続きましたが、1年を振り返り下記まとめてみました。
みなさまはどんな重大ニュースがありましたか?
定例会•臨時会議で、補正予算を合わせて県財政が年1兆円を超える予算を審議•可決しました。文教厚生委員会では中部病院クラスター問題で深夜近く、また時短協力金の補正予算審議では未明までの議論もありました。
合流新党により立憲民主党の県議が1名→4名となり、県議会で新会派立ち上げとなりました。
新人2名を含む3名が那覇市議選で当選。
また浦添市議選1名、糸満市議選1名(推薦)が当選し、地方議会での仲間が増え地道に党勢拡大を進めています。
毎回議会で質問を続ける中、県から条例案が公表され、パブリックコメント募集を終えるところまで進みました。来年の制定を期待すると同時に、内容のさらなる改善と追加に向け、引き続き尽力します。
母子合流面会の立ち合いを始め、児相の対応に対し実親•支援者からの相談が続きました。議員が介入したからとすぐに解決できない複雑な分野です。子どもの最善の利益を守ることを優先に働きかけを続けます。
県連からも沖縄協議会を通じ大臣宛に「自治体の自立度が高い一括交付金」「沖縄金融公庫の存続」などを提言要請しました。金融公庫存続が決まり一安心です。一括交付金と防衛関連予算は課題が残ります。
米ソ冷戦が終わり、21世紀に入ってから始まり約20年続けられた「テロとの戦争」。撤退後は米国の国家安全保障の焦点が中国•ロシアなどの対峙になるとも言われます。国際環境が変わりながら、沖縄の基地負担減の道筋は見えません。
総選挙が終わり、党本部も県連も新たなスタートです。思いがけず大任を引き受け1年を締め括ります。一方で自らは「当選1回目の一新人議員」との立場も忘れてません。立場のギャップに戸惑うこともありますが、よいバランスをつくっていきたいです。
私事ですが…
祖母が105歳でグソー(あの世)へ旅立ちました。
大正•昭和•琉球政府時代•平成•令和と、すさまじい世替わりを生き抜いたのですね。次の50年、100年も同じような激動となるのか。どんな未来をつくるかは私たち次第です。
今年は静かに年越しをいたします。
2021年、お世話になった全てのみなさまへ御礼申し上げます。
沖縄県議会議員 喜友名 智子